![]() 2023.12月撮影 |
ジェームズ・アースキン(James Erskine)は、オーストラリアで最も有名なソムリエとしてのキャリアを捨てて、2010年にマクラーレン・ヴェイルのグルナッシュでワイン造りを始めました。それ以来、彼のラベルであるヤウマ(Jauma)は、ナチュラルワインが認められる為の試金石のような存在になっており、アデレード・ヒルズの畑は、今後何年にもわたって非常に刺激的なものになると期待されています。ヤウマと言えば、マクラーレン・ヴェイルのグルナッシュを使ったワイン。また、自然な色合いの多彩なブレンドワインも常に進化を続けています。ジェームズは、2013年にヤングガン・オブ・ワインのワインメーカーズ・チョイス賞を受賞しています。 ワイナリーの名前は、ジェームスが随分と昔にスペイン・カタルーニャのプリオラートで出会ったヤウマと言う創造的な若いワインメーカーの名前にインスピレーションを受けたものです。ヤウマはカタラン語で言う と『ジェームス』を意味しています。 カタルーニャの荒涼とした風景から生み出された、自由な思想、優美な音楽、素朴な食事、抽象芸術は、ジェームスの生活を形どる役割を果たし、自立と創造のカタルーニャの歴史は人生の哲学と一致しました。ジェームスは料理、音楽、絵画、自分自身で感じる事のできる味覚や、他人と共有できる触角、視覚、聴覚、そして自身を形成しているスピリッツの背後にある世界のすべてのものを愛すようになります。 |
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ジェームズは、ワイン醸造の世界に入る前、ソムリエとして素晴らしいキャリアを築いていました。ホテルマンになるために、新卒で料理を専攻し勉強を始め、学業を終えて間もなくソムリエの仕事に応募し始めましたが、当時はワインのことをほとんど知らなかったとあっさり認めています。帰国後、アデレードのホットスポットで働きながら、農業科学(ワイン醸造学)の優等学位を取得しました。カリフォルニアのカリフォルニア大学デービス校に入学し、ナパや他のワイン生産地を頻繁に訪れました。帰国後は、ソムリエ・オブ・ザ・イヤーを受賞したり、2008年にメルボルンで開催されたコート・オブ・マスター・ソムリエズの試験でクラストップになるなど、数々の栄誉を手に入れました。また、Negociants Working with Wine Fellowshipの受賞者であり、Len Evans Scholarでもあります。フロント・オブ・ハウスとしてのキャリアが絶頂期にあった頃、ジェームズはアデレード・ヒルズにあるボウ・リース・ヴィンヤードのコンサルティングを行うなど、ブドウ畑で多くの時間を過ごしました。また、サム・ヒューズ(RIP)、アントン・フォン・クロッパー、トム・ショブルックと共に「ナチュラル・セレクション・セオリー」のメンバーとして、実験的ワインを造ったりもしています。アメリカやヨーロッパを訪問する中で湧き上がってきた自身のワインの計画が具体化し、2010年ヴィンテージにマクラーレン・ヴェイルのグルナッシュの果実から最初のヤウマワインが造られました。 |
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ジェームズの哲学は、なるだけ人為的な操作や添加を避け、自然な路線を重視しています。2011年にフィオナ・ウッドという志を同じくする生産者と出会ったアースキンは、彼女がリースする畑の管理を彼女に委託し、マクラーレン・ヴェイルの畑を厳格な有機農法で管理しています。2018年、ジェームズはアデレード・ヒルズにある10年以上前からオーガニック認証を取得している古いチェリー果樹園を購入し、2020年にシュナン・ブラン、サヴァニャン、カベルネ・フラン、トラミネールを植えます。ジェームズの評判は、マクラーレン・ヴェイルのグルナッシュの様々な表現によって築かれましたが、その範囲はかなり広く、ウッドの父親の畑で作られた13品種のメランジュ、長いスキンコンタクトのミュスカ・ア・プティ・グラン、シュナンブラン、カベルネフラン、「ピーカーブ」と呼ばれるグルナッシュから作られたロリピンクのペトナなど、進化するスタイルのリストが揃っています。アースキン氏は2015年以降、So2を使用しておらず、その他の添加物も一切行っていません。現在、彼のワインはすべて王冠シールで閉じられています。 |
JamesがUC Davisを地質学を学んでいた事を知る人間は多くありませんが、この背景も含めて、ゼロの挑戦を始めて以来彼が教訓として自身に落とし込んできた知識のアウトプットも非常に為になるものでした。我々がマメと呼ぶ、英語で言う処のMousinessに関する討論は興味深く、彼のワインがより良い方向に進化していく事を確信させてくれました。またブショネ以外のコルク汚染、野菜やフルーツに起きるTCA汚染等、まだまだ我々にとって未知の領域が存在する事もありました。彼と同じ時代に生きて、そのワインも含めて共に生きて行く事が出来る幸せを感じますね。本当に。 |
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【NEW】Shiraz100%。McLaren Vale【マクラーレン ヴェール】としては標高の高い230mに位置するClarendon【クラレンドン】、かつてレストランで共に働いたFiona Wood【フィオナ ウッド】が管理するWood Vineyard【ウッド ヴィンヤード】から。幾分暗めの砂質土壌。予め先に収穫して発酵を前倒ししたモストを本ロットに振りかけるJAUMA流のカルボニック マセラシオンを2週間。プレスしてファイバーグラスのタンクで10カ月の発酵/熟成。タンニンが非常に優しく、ジューシーで果汁が滴る様なマウスフィール。フレッシュプラムに摘み立てのラズベリー、パウンドケーキのニュアンス。愛娘の名を冠したJAUMAの代表作。 |
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【NEW】Shiraz/Grenacheの75/25ブレンド。McLaren Vale【マクラーレン ヴェール】としては標高の高い230mに位置するClarendon【クラレンドン】、かつてレストランで共に働いたFiona Wood【フィオナ ウッド】が管理するWood Vineyard【ウッド ヴィンヤード】から。幾分暗めの砂質土壌。品種毎のタンク発酵。Shirazは一部全房発酵。Grenacheは除梗。プレス後にブレンド、使い古されたオークのパンション(500L)樽での熟成。若干暗めの色調ながら弾ける様な果汁感とミディアムタンニン。桑の実やブラックベリー、カシスの様な果実味に硬質なミネラリティ。サリニティ(塩味)があり引き締まった食感にテンパリングスパイスのヒント。濃密さを僅かに感じさせつつも、シズル感があり快活。 |
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【NEW】Grenache100%。先述のSauvignon Blanc同様にZarella【ザレッラ】一族所有のオーガニック畑(McLaren Vale【マクラーレン ヴェール】の歴史を紡いできたイタリア移民の畑です)、同地の目抜き通りから程近いSellicks【セリックス】から。砂質土壌の多い地域にしては珍しく粘土質を、スレートが覆う土壌。予め先に収穫して発酵を前倒ししたモストを本ロットに振りかけるJAUMA流のカルボニック マセラシオンを2週間。プレスしてステンレスタンクでの発酵/熟成。濃いめのロゼと言っても大げさでな無い優しく淡い色調。クランベリージュースの味わいにフレッシュラズベリーの果実味。健全なフルーツの美味しさが、そのままボトルに閉じ込められた様なナチュラルで生き生きとした1本。 |
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【NEW】Greanache100%。南オーストラリアでは今Grenacheが大ブーム。10年前はJAUMAしか主な作り手が存在していませんでしたが、今ではGentle Folk【ジェントル・フォーク】、The Other Right【ジ・アザー・ライト】、Unico Zelo【ウニコ ゼロ】だけでなく、Lucy Margaux【ルーシー・マルゴー】までがGrenacheを作り始めてしまいました。そんなGrenacheブームに沸く業界ですが、JAUMAは相変わらずのマイペース。過去の経験に基づいて彼流の追求は終わりません。コールドソークに我流のマセラシオン カルボニック、ステンレス発酵に古樽熟成。2023は全てのフルーツを除梗しており、果実味のピュアな輪郭が鮮明です。フレッシュプラムやブルーベリーのジューシーさ溢れる果実味にビターズの様なスパイス。そしてフィニッシュにはバラの香り。相変わらずのピチャピチャ感が堪りません。 |
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【NEW】Sauvignon Blanc/Arneis/Carbonic Grenachの27/58/15ブレンド。今年は所謂Chilled Redのスタイルで軽めに冷やして頭の中を空っぽにしながらガブ飲みして楽しんて頂ける味わいとなりました。白ブドウは共にスキンコンタクトでオレンジワインとしてベースに。数時間のマセラシオンからプレスしたGrenacheを加えています。佐藤錦にアセロラ、クランベリーにアプリコット、ネクタリン、グアヴァのトロピカリティが溶け込んでいます。フィニッシュには極めて軽やかなタンニン。 |
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【NEW】Grenache100%。無灌漑のゴブレ、標高270mの鉄砂土壌。ビーチの砂浜と変わらない、著しく乾燥した畑から生まれるストイックの極みとも言えるブドウ樹の結晶。Lilie's【リリーズ】が「薔薇」とするならば此方は正に「スミレ」。華やかさよりもシャイでたおやかな、それでいてフローラル且つ陰影のある個性が光っています。古樽発酵/熟成。コールドマセラシオンの後にフリーランのジュースのみを使用。純粋かつ繊細、更に日陰のニュアンスがあり、肉の様な野性味が見え隠れてしています。フレッシュプラム、マルベリー、ダークチェリー、フランボワーズの果実味にスミレの花。Nebbioloを想わせるジェネラスで身体を包み込む様なスケールの大きさを感じさせます。 |
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【NEW】Grenache/Shirazブレンド(比率非公表)。ただ薄く飲み易い赤ワインを作るのではなく、果実味とテロワールに溢れ、それでいてデッキチェアで寛ぎながら音楽やダンスと共に楽しめるワインを目指して作られています。ステンレス発酵/古樽&タンク熟成。フレッシュのチェリーに熟れたリンゴ、シナモンやクローヴの微かなスパイス香。重く凝縮したワインが多いMcLaren Vale【マクラーレン ヴェール】に於いてJAUMAは特異な存在ですが、特にこのワインは果実味にフォーカスされており、口の中にジュースの美味しさが溢れかえります。果実を頬張る楽しみを最も味わせてくれるスタイルです。 |
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【NEW】Grenache/Shirazブレンド(比率非公表)。ただ薄く飲み易い赤ワインを作るのではなく、果実味とテロワールに溢れ、それでいてデッキチェアで寛ぎながら音楽やダンスと共に楽しめるワインを目指して作られています。ステンレス発酵/古樽&タンク熟成。フレッシュのチェリーに熟れたリンゴ、シナモンやクローヴの微かなスパイス香。重く凝縮したワインが多いMcLaren Vale【マクラーレン ヴェール】に於いてJAUMAは特異な存在ですが、特にこのワインは果実味にフォーカスされており、口の中にジュースの美味しさが溢れかえります。果実を頬張る楽しみを最も味わせてくれるスタイルです。 |
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【めぇめぇ牧場純血サフォークラム・メス】脂挽(ミンチ) |
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【限定商品】北海道産羊の脂 |
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ルーシー・マルゴー | ヤウマ | BKワインズ | コミューン オブ ボタン | ジェントルフォーク |
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ジ アザー ライト | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | オコタバレルズ | ウニコゼロ |
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イエティアンド ココナッツ |
バスケットレンジ ワイン |
ティム ワイルドマン | コーナー | コンピラ・マル・ワインズ |
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ロックフォード | クリスリングランド | ライノ・ランブル | グッドインテンションズ | ウィリアム ダウニー |
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リキッド ロックンロール |
ラッタ | カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー |
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ビンディ | ボバー | バス・フィリップ | オーシャンエイト | マウント・メアリー |
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ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
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Pサリヴァン | ジャムシード | ルーク ランバート | ゼヴィア | アルフィオン |
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アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ウインダウリー | アンケル | エクリプシス | ミニム |
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ラ・プティ・モール | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
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ジョセフ・クローミー | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | ヴァス・フェリックス |
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ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | アプスレイ ゴージュ | モスウッド | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
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昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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