トップ > ワイン >ジョルディ ロレンス|Jordi Llorens
ジョルディロレンスが初めてワインをオフィシャルリリースしたのは2012年。僅か数年の内にメキメキと頭角を現し一躍スター夕ムへと伸し上がった感が強い彼ですが、その道程は果てしなく長くうねったものでした。1700年代の後半からタラゴナにあるブラン力フォルトでブドウ農園としてその歴史をスタートしたロレンス一族。脈々と受け継がれて来た15haに満たないブドウ畑のケアを一切の化学薬品に頼らない方法で健やかに行って来たジョルディですが、 その全てを地元農協へ格安で販売し細々と生計を立てていました。日々の喜びをパンコントマテと地元ワインに見出していた彼に転機が訪れたのは、お膝元であるコンカ デ バルベラでコンベンショナルとは対極に位置するワイン作りを推進していたロマンスグレイの長髪を廃かせる男との出会いが薗しました。工スコー夕 サナ フヤのホァン ラモン エスコーダです。 |
ジョルディの育てたブドウが持つ類稀なるポテンシャルに夢中になっていたホァン ラモンがジョルディへとオファーしたのは継続的なブドウの購入。そして彼の元で働きながらワイン作りを身体に叩き込むオケージョン。ホァンラモンだけでなく、 彼の盟友メンダールのロレアーノセレスも含めた現地2大巨頭を師と仰ぎつつ醸造へとのめり込む機会を得た訳です。 |
ファーストビンテージから7年。ジョルディのワインは師とブレンドこそ似ていな がらも更に磨きあげられたかの様な、徹密さとフレッシュネスが内在する他に類を見ないスタイルを表現するに至っています。 |
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ワイナリー創設11年目に当たる2018ビンテージ、前年の10【テン】同様に野心的キュヴェを作る事になりました。元々10を作る際に彼が目指したスタイルは「祖父や父が飲んでいた昔ながらの優しくてガブ飲み出来るワイン」。結果として彼が栽培する全ての品種をブレンドする手法を取りましたが、2018ビンテージは品種毎のクオリティにかなりのバラつきが出た年。最終的に収穫時期の重なったCabernet Sauvignon/Trepatのブレンドとなりました(比率はワイナリー未公表)。発酵と熟成はアンフォラ。スキンコンタクトの期間を著しく短くしたそうで、確かにCabermet Sauvignonがベースとなっているにも拘わらず色調がとても優しく、それはまるでShobbrook Poolside【ショブルク プールサイド】を初体験した時の感覚にも似ていました。品種特性であるグリーンなピラジンは皆無と言っても良い程で、微かに感じるそれはプロパーなピーマン香ではなく、軽くグラインドしたナツメグの様な心地良いスパイス感となって溶け込んでいます。Trepatをご存知無い方の為にお伝えしますと、これはConca de Barberaの伝統品種で古くはロゼのCava【カヴァ】を作る為に栽培されて来た歴史があります。勿論スティルワインに使用する生産者は殆ど存在しておらず、そのベリー香に溢れる個性は人為的炭酸ガスと共存させる為だけに使用されて来た訳です。オールドスクールを現代に蘇らせると、それは音楽だったり映画だったり、あらゆる分野でクールに捉えられますが11もその例外では無く、スペインワイン=アメリカンオークに汚染された鈍重なワインというステレオタイプなイメージを破壊して楽しませてくれる稀有でクールなワインとなっています。 |
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世間を賑わし続けている一連のBRUTAL【ブルータル】シリーズで、このワインは数少ない例外的存在。BRUTALお決まりのハウスデザイン ラベルではないからです。よく聞かれるのですが語尾にある"MENT"とはフランス語やスペイン語でもよく使われる、カタルーニャ語の副詞化節。英語で言うところの"〜ly"と同義です。要は「ブルータルっぽいワイン出来たよ〜」って感じです。ブドウはGarnacha Noir/Syrah/Sumoll Blanc/Sumoll Rouge/Moscatel(比率は分からないそうです)。黒ブドウだろうが白ブドウだろうがお構いなしに全てのフルーツは全房。茎が付いていようが構わずにフットクラッシュした後にプラスチックタンクで発酵(発酵槽はBRUTALの指定だそうです)、10日後にアンフォラへ移しています。この作り方は戦後にConca de Barbera【コンカ デ バルベラ】でよく行われていた古い方法だそう。非常に軽い仕上がりで、カシスやラズベリーのアロマにアーモンドのニュアンスがあります。実にリフレッシングなスタイルで、非常に飲み易いですね。 |
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高樹齢マカブーにガルナッチャ ブランカを加えてスキン マセラシオンを「経た」パワフルホワイト! |
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彼のワイナリー設立10周年を記念して作られたワイン10【テン】のリリース準備が漸く整いました。10はJordiの畑に植えらえれている全ての品種を混醸。Cabernet Sauvignon/Grenache Noir/Macabeu/Parellada/Syrah/Moscatel/Bobal/Sumoll Blanc/Sumoll Rougeが入っているんですが、まぁとにかくスイスイ行けちゃうご機嫌な赤ワインに仕上がっております。数字の10がラベルの上で非常に印象的な為、2010年ビンテージのワインと勘違いしてしまう方が多いのですが、今回のリリースは初めてのリリース。2017年となります。800リットルのアンフォラに、収穫して直ぐに放り込みながら味わいを想像しつつ挑んだ力作です。軽く冷やしてお楽しみ頂ければ幸いです。 |
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底抜けに明るくて会話に継ぎ目が無い程におしゃべり揃いのコンカ デ バルベラのワインメーカーの中で一際その紳士的佇まいが印象的なジョルディ。パレリャーダとマカブーをブレンドしたこのキュヴェはそんな彼が密やかに自 己を主張するかの様に、小さな自宅の住所にも含まれている通りの名前である5.7と名付けられ ています。共にカタルーニャを代表する白ブドウ品種。全てをハンドピックした後に速やかに除梗され、ステンレスタンクで発酵を行います。7日間という比較的長いプリマセラシオンはマカブー主体のジュースへ豊満なアロマを与えてくれますが、 ジョルディロレンスが所有する石のセラーは摂氏20度を保つひんやり涼しいしい醸造所。野生酵母の活性は落ち着き、ゆっくりとゆっくりとアルコール発酵が続く訳です。洋ナシや白桃、レモンの皮やジンジャービアの様なスパイシーで心地良い刺激感。アロマティックな方向成分と濃密なエキスは時として強いアルコールを連想させるものですが、このブラン5.7のアルコールは常に13.0%以下。ビ ンテージによっては10.0%台となった事もある程に軽やかに仕上がります。慎ましくジェントルでありながらほんのり主張する自己の表現。ジョルディロレンスその人を反映した写し鏡の様なワインです。 |
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過去に一度だけ作られた事があるParellada【パレリャーダ】単一品種の特別キュヴェです。2017は非常に奇妙で厳しいビンテージ。Parelladaは例年他白品種とブレンドして彼のワインとなるんですが、雹で同じ畑の他品種が全滅。しかも糖度が高くならなかった為、著しく低いアルコールの年となりました(何と9.5%!!!)。ミネラルウォーターをゴクゴク飲むかの様に楽しめる仕上がりとなったのですが、Jordiはこれを大層気に入って単一品種キュヴェとしてリリースするに至った訳です。スキンコンタクトは10日、発酵はステンレスタンク、熟成は150年前から使用されている800リットルのアンフォラで18ヶ月。ケガの功名とでも言いましょうか、逆境をチャンスに変えてしまう彼の落ち着いた人と成りと、その屈強なメンタリティ。誕生した秘話や人柄と相反する様な軽快な仕上がりとなっておりますが、これからの春に頭を空っぽにして楽しむには最適なワインとなりました。軽く冷やしてお楽しみ頂ければ幸いです。 |
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大親友カン プジョルのアルバリーニョ・ベガ デ リベスのガルナッチャ ブランカ・ジョルディのパレリャーダを均等にブレンドして作る年産120本程度のカルト マグナムボトル!現地で飲みましたが旨いのなんの! |
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ブランカフォルトはロレンスファミリーのルーツとも言える、コンカデバルベラの丘に隠れる様に存在する小さな村。そこで丹精込めて育てられたジョルディ肝いりのブドウ品種全てをブレンドして作られるのがブランカフォルティです。ガルナッチャ・カベルネ ソーヴィニヨン・シラー・ボバルを品種個性に合わせて2個のステンレス タンクで醸造しています。それは品種が完 熟する時期に合わせた混醸。やはりセラー温度によって影響を受けたアルコール発酵は長引く為に、このエリアの平均気温からは想像し難い2 週間以上も続く発酵期間を必要とします。発酵が落ち着いた後にタンクブレンドを行い10ヶ月程熟成しますが、全てのプロセスに於いて人為的添加物は一切拒絶しています。味わいは正にピュリティ。フレッシュのカシス やブラックペリーを頬ばっているかの様に鮮烈な果実感があり、更に口の中で爆るかの様な微かなスパイシーさが踊ります。ブラン5.7同様に奥ゆかしいのに僅かなエゴがあり、ジョルディが持つパーソナリティを感じさせてくれます。ジョルディ達にとって心が根ざす村。それがブ ランカフォルテであり、その村名を冠したこのキュヴェは自身達のルーツを誇り高く宣言しているかの様にも思えます。 |
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【限定商品】各種お料理やジンギスカン用に北海道産羊脂 |
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ルーシー・マルゴー | ヤウマ | BKワインズ | コミューン オブ ボタン | ジェントルフォーク |
ジ アザー ライト | フレデリック スティーヴンソン |
デリンクエンテ | ショブルック | ラガベラス |
オコタバレルズ | ウニコゼロ | イエティアンド ココナッツ |
スモールフライ | ブレイブ・ニュー ワイン |
バスケットレンジ ワイン |
コーナー | ティム ワイルドマン | ベルトラン ビスポーク |
コンピラ・マル・ワインズ |
ロックフォード | クリスリングランド | ライノ・ランブル | グッドインテンションズ | ウィリアム ダウニー |
リキッド ロックンロール |
ラッタ | カスターニャ | ホドルスクリーク | ジョシュア・クーパー |
ビンディ | ボバー | バス・フィリップ | オーシャンエイト | マウント・メアリー |
ベスツ | ジャコンダ | ホッフキルシュ | カーリー・フラット | ハンギングロック |
Pサリヴァン | ジャムシード | ルーク ランバート | ゼヴィア | アルフィオン |
アン・アプローチ・トゥー・リラクゼーション | ウインダウリー | アンケル | 九能ワインズ | ミニム |
ラ・プティ・モール | パリンガ | バイ・ファー | ファーライジング | リリアン |
ドンアンドキンデリ | ジリー | ハーカム | バーンコテージ | エクリプシス |
ヴァルモン | ヴァス・フェリックス | スモールフォレスト | ヘアウッド | アプスレイ ゴージュ |
ストーニーライズ | ジョセフ・クローミー | ステファノ ルビアナ | ドメーヌA | ハーミットラム |
モスウッド | パディ ボースウィック |
レイヴェンスワース | ケンブリッジロート | エスコーダ |
ラペルディーダ | ドーミローナ | サトウ・ワインズ | ヴィーノ アンヴィズ |
アルテザーノ ヴィントナーズ |
マタッサ | マジャス | ラサラーダ | アリーズ・ナチュラル・ワイン | イ・ヴィニ・ディ・ジョヴァンニ |
昭和3年創業 株式会社 東洋肉店 | |
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本社所在地 | 〒096-0011北海道名寄市西1条南6丁目22-2 |
電話 | 01654-3-5511(お電話でのご注文は承っておりません、当ホームページからご注文をお願い致します) |
運営責任者 | 東澤 壮晃 |
営業時間 | 午前10時〜午後4時まで(毎週日曜日定休日) |
HPでのご注文お問い合わせは年中無休24時間受け付け中 |
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